StarBED利活用事例

StarBEDをご利用いただいたユーザの主な利活用事例には、以下のようなものがあります。
各詳細については、利活用事例のタイトルをクリックしてご覧ください。

 ※StarBED以外のテストベッド利活用事例については『総合テストベッド』WEBサイトをご覧ください。

No. StarBEDの利活用事例 キーワード 利用主体 利用規模
9 楕円曲線暗号の安全性評価のための並列解読攻撃
/114 ビット位数の楕円ペアリング暗号曲線に
 対する攻撃に世界初成功

 総合TBインタビュー「VOICE」Vol.002もご覧ください
  <2019.02.21公開>
ECDLP(楕円離
散対数問題)、
楕円ペアリング
暗号、
大規模解読実験
岡山大学 物理ノード約320台
8 量子コンピュータ製造の工学的困難性をエラー訂正符号で解決 量子コンピュータ 慶應義塾大学(WIDEプロジェクト) 物理ノード35台
7 情報システム管理の自律化に向けた取り組み
-情報システムのいつもと違うを発見する-
セキュリティインシデント、
機械学習、
大規模検証
株式会社インサイトテクノロジー 仮想ノード含む1,000台、IPMI機器136台
6 Hardening Projectにおけるセキュリティ人材育成
(2012年~)
セキュリティ、
人材育成、
コンペティショ
ン環境
株式会社ラック、
株式会社トライコーダ、
NECネクサソリューションズ
株式会社、
一般社団法人 JPCERTコーディネー
ションセンター、
株式会社アスタリスク・リサーチ、
株式会社インターネットイニシア
ティブ 等
物理ノード最大100台程度及び仮想ノード最大540台程度
5 8K非圧縮対応の映像蓄積配信ノードの可視化及び、編集機能の性能評価 超高精細映像の
非圧縮配信技術
神奈川工科大学、
NTT未来ねっと研究所、
NTTアイティ株式会社
仮想ノード16台
(物理ノード16台)
4 【クラウドコンピューティングコンペティション】
クラウドコンピューティング技術の試験環境をStarBED上に構築
コンペティショ
ン環境構築
Interop Tokyo 2010 552台
3 【IT-Keys】
ネットワークセキュリティに関する隔離型の体験演習環境を構築
人材育成 文部科学省
242台
2 ネットワーク適応型コーデック制御のR&Dにおける、実践的環境での大規模/広範囲試験を実施 テレビ会議
システム技術
パナソニック株式会社
(臨場感コム タスクフォース)
100台
1 10ギガビット/秒のブロードバンド上で
P2P型ファイル共有ソフトのトラヒック
を検知するソフトウェア開発
情報漏洩対策
技術
株式会社日立製作所、
日本電気株式会社
1,020台の
仮想ノード


9.楕円曲線暗号の安全性評価のための並列解読攻撃
 /114ビット位数の楕円ペアリング暗号曲線に対する攻撃に世界初成功

●キーワード:ECDLP(楕円離散対数問題)、楕円ペアリング暗号、
       大規模解読実験
●利用主体: 岡山大学
●利用規模: 物理ノード約320台
  • 【利用内容】
    岡山大学大学院自然科学研究科の野上保之教授・日下卓也講師、北九州市立大学の上原聡教授、東京農工大学の山井成良教授らの研究グループは、114ビット(10進数で35桁ほど)という大きな奇素数を用いて定義されるBarreto-Neahrig曲線を使った楕円ペアリング暗号に対し、StarBEDにおいて約320ノード・3000コアを用いた大規模な解読実験を実施し、これに成功した。
    楕円ペアリング暗号を実現する楕円曲線を対象としたこの規模の解読成功は世界で初めて、かつ最大規模であり、本事例は、IoT時代を担う小型デバイスなどの情報セキュリティ確保に対して大きな一石を投じるものである。
  •  <参考>

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IoT時代を支える暗号技術のイメージ

IoT時代を支える暗号技術のイメージ

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8.量子コンピュータ製造の工学的困難性をエラー訂正符号で解決

●キーワード:量子コンピュータ
●利用主体: 慶應義塾大学(WIDEプロジェクト)
●利用規模: 物理ノード35台
  • 【利用内容】
    量子コンピュータの製造は大変困難であり、完璧に動作する計算チップの製造は事実上不可能と目されている。本研究では,量子エラー訂正符号(Surface Code)の冗長性を利用して、不良動作量子ビットへの対応手法を開発した。
    StarBED でのシミュレーションにより本手法のパフォーマンスを検証した結果、量子ビットの正常動作率が90%の環境では、製造した計算チップの50%が実用可能であると判明した。また、動作率80%では、製造チップの10%も実用できない事が分かった。
    この結果は Surface Code を用いる全ての量子コンピュータにおいて製造の工学的ハードルを下げるものであり,量子コンピュータの実現性の向上、さらにはユニバーサル量子計算時代のいち早い到来に貢献する。
    本成果は New Journal of Physics 誌に掲載された。
  •  <参考>

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量子情報を壊さないように、量子エラー訂正回路を組み直す

量子情報を壊さないように、
量子エラー訂正回路を組み直す

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本手法と量子エラー訂正回路の複雑性のトレードオフの図

本手法と量子エラー訂正回路の
複雑性のトレードオフの図

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7.情報システム管理の自律化に向けた取り組み
 -情報システムのいつもと違うを発見する-

●キーワード:セキュリティインシデント、機械学習、大規模検証
●利用主体: 株式会社インサイトテクノロジー
●利用規模: 仮想ノード含む1,000台、IPMI機器136台
  • 【利用内容】
    障害やセキュリティインシデントの予兆をリアルタイムに報告するには、注目すべきアクティビティを自動判別する事が今後必要であり、かつ、それをクラウド等大規模な環境でも実現出来なくてはならないと考えている。
    しかし大規模システムで発生する全ての警告を受け取れば、規模に比例して警告数や情報量は膨大になり、管理不能となってしまう。
    それを解消するために、機械学習を含んだ分析が必須であると考え、StarBED環境下で900台規模のテスト環境で実施した。分析対象はSNMP監視部分だけで 32億件/月程度になる事が分かった。今後は、分析にかかる時間を短くすることと判定精度の向上を主眼に、大量のデータを全て「リアルタイムに使える形で、圧縮して記憶する」という基本線を守りつつ、研究を進めていく予定。

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情報システム管理の自律化イメージ

情報システム管理の自律化イメージ

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6.Hardening Projectにおけるセキュリティ人材育成(2012年~)

●キーワード:セキュリティ、人材育成、コンペティション環境
●利用主体: 株式会社ラック、株式会社トライコーダ、NECネクサソリューションズ株式会社、一般社団法人 JPCERTコーディネーションセンター、株式会社アスタリスク・リサーチ、株式会社インターネットイニシアティブ 等
●利用規模: 物理ノード最大100台程度及び仮想ノード最大540台程度
  • 【利用内容】
    Hardening Projectは2011年に発足し、2012年よりセキュリティ堅牢化の競技会を開催している。このイベントは、最高の「衛る」技術を持つトップエンジニアを発掘・顕彰するものであり、技術競技(コンペティション)と、全チームの展開したセキュリティ施策の発表会の形式で開催されている。
    競技会は平均して年に2回開催されており、その開催にあたり最新のセキュリティトレンドを取り入れた競技環境の構築を行っている。NICTはHardening Projectに特別協賛しており、主な競技環境は当初よりStarBED上に構築されている。
    「豊富な物理リソース」と「隔離された安全なネットワーク」というStarBEDの特徴を活かし、今後も利用される予定。
  •  <参考>

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Hardeningプロジェクト ロゴ

Hardeningプロジェクト ロゴ

5.8K非圧縮対応の映像蓄積配信ノードの可視化及び、編集機能の性能評価

●キーワード:超高精細映像の非圧縮配信技術
●利用主体: 神奈川工科大学、NTT未来ねっと研究所、NTTアイティ株式会社
●利用規模: 仮想ノード16台(物理ノード16台)
  • 【利用内容】
    2014年度の利用では、NICTの2015雪祭りイベントの開催に合わせて、8K対応リアルタイム映像処理機能の仮想化実験、及び、既存ネットワーク技術やSDN技術を用いた8K映像スイッチング実験を行った。
  •  <参考>

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4.【クラウドコンピューティングコンペティション】
クラウドコンピューティング技術の試験環境をStarBED上に構築

●キーワード:コンペティション環境構築
●利用主体: Interop2010
●利用規模: 552台
  • 【利用内容】
    クラウドコンピューティング技術の試験環境をStarBED上に構築し、コンペティションの応募者が それぞれのクラウドコンピューティング技術を検証・デモンストレーションする場を提供。
    クラウドコン応募者には、その環境で、実際に利用されるネットワーク環境に近い規模や複雑さを持つクラウドコンピューティング環境を自由に構築してもらう。
  •  <参考>

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クラウドコンピューティングコンペティション

クラウドコンピューティング
コンペティションのロゴ

3.【IT-Keys】
ネットワークセキュリティに関する隔離型の体験演習環境を構築

●キーワード:人材育成
●利用主体: 文部科学省
●利用規模: 242台

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IT-Keys

IT-Keysのロゴ

2.ネットワーク適応型コーデック制御のR&Dにおける、
実践的環境での大規模/広範囲試験

●キーワード:テレビ会議システム技術
●利用主体: パナソニック株式会社 臨場感コムタスクフォース
●利用規模: 100台規模
  • 【利用内容】
    StarBEDを用いて多地点配信システムの検証方式を開発。
    端末でパケットを複製転送することで、複数の端末にHDの映像伝送を実現するALM (application Layer Multicast) 機能について100台規模での実験を実施。
  •  <参考>

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1.10ギガビット/秒のブロードバンド上で
P2P型ファイル共有ソフトのトラヒックを検知するソフトウェア開発*

*本内容は総務省委託研究「ネットワークを通じた情報流出の検知及び漏出情報の自動流通停止のための技術開発」(2007-2009年度) の成果の一部です。

●キーワード:情報漏洩対策技術
●利用主体: 株式会社日立製作所、日本電気株式会社
●利用規模: 合計1,020台の仮想ノードを構築
  • 【利用内容】
    施設の中に構築した合計1,020台のノードや計30台のトラヒック発生装置から、ISPのネットワーク収容部を模したルータ群に対し、P2Pトラヒックやメール・Webなど実際に世の中で流れているインターネット通信を発生させながら、検知実験を実施。
  •  <参考>
情報漏洩対策技術の実証実験の概要

情報漏洩対策技術の実証実験の概要

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