次世代ユビキタスネットワークシミュレーション技術の研究開発
― 北陸リサーチセンター ―
☆研究開発予定期間
 平成18年4月1日から平成22年12月末迄を目処としております。
☆研究体制
  篠田 陽一 北陸先端科学技術大学院大学教授をプロジェクトリーダーとし、民間企業等からの研究員の参加によって実施しております。
☆研究開発の概要
 近年、多数の異種メディアやシステムのインターネットへの収束が進み、インターネットへの依存度が高まりつつあります。一方、高度ユビキタスネットワーク環境を実現するためのセンサーネットワークやホームネットワークのように、IP技術を活用しインターネットと綿密に関係するものの、ある意味で独立した新しい形態のネットワークが実用化されてきています。
 このように多数の異種ネットワークの複合体としての高度で大規模なネットワークシステム(次世代ユビキタスネットワーク)が社会基盤になりつつある中、その信頼性・安全性及び開発効率に対する要求が急速に高まりつつあります。
  こうした要請に応えるため、本研究開発では、次世代ユビキタスネットワークを構成する各種ネットワークシステムの検証が、迅速かつ高精度に行えるシミュレーション技術の確立を目指していきます。
 本プロジェクトが取り組んでいる研究開発テーマの概要は次頁をご覧下さい。
  本研究開発を通じて実現される、最大数万台のルータや数十万個規模のセンサーから構成されるネットワークを模擬出来る大規模なネツトワークシミュレーション環境は、先端的な研究環境として広く利用出来ることが期待されます。